HEALTH

健康に関する基礎知識

ELEPANIでは管理栄養士の立場から健康に配慮したメニューを提供しています。HELTHページでは管理栄養士としての観点から健康に関する基礎知識を解説します。

●貧血
貧血は血液中のヘモグロビンが減少することで起こる。ヘモグロビンの材料となる鉄が不足することで起こる鉄欠乏性貧血が多い。
鉄と共にたんぱく質の摂取、鉄の吸収を高めるビタミンCやクエン酸を含む食材を摂ると良い。
鉄を多く含む食品
アサイー、マカ、モリンガ、スピルリナ、ウコン、キヌア、アマラサンサス、デーツ、枝豆、ひじき、大麦、レバー類、牡蠣、かつお、あさり、しじみ、小松菜、ほうれん草
●便秘
便秘は腸の動きが悪くなることにより起こる。
便秘解消には
・1日3回の食事
・食物繊維の多い食品を積極的に摂る
・水分を十分にとる
・運動などで腸の運動を促す
・腸内細菌を活発化させる乳酸菌を摂る
ストレスが要因で起こる痙攣性の便秘の場合は腸に刺激を与えないように食物繊維は少なめにする。
食物繊維が多い食品
ヘンプシード、チアシード、カカオ、キヌア、アマランサス、玄米、納豆、ひじき、おから、抹茶、きのこ類、海藻類
●肌荒れ
肌トラブルは皮脂の過剰分泌や血行不良、代謝不良などの原因により起こり、不規則な食生活がもとで起こることもある。
肌の新陳代謝を促進し、肌荒れに効果のある栄養素を摂取することが重要。肌にはりや潤いを与える為のビタミンCはメラニン色素の肌への沈着予防に関わり、しみ、そばかすを防ぐ。細胞の老化防止の働きをもうビタミンEも重要。
ホルモンバランスを整えるために十分な睡眠も必要。
ビタミンCを多く含む食品
カムカム、ゴジベリー、マキベリー、アセロラ、マルベリー、ゴールデンベリー、ブロッコリー、パプリカ、柿、キウイ、イチゴ、オレンジ、レモン
小井沼彩乃
[執筆・監修]小井沼彩乃
管理栄養士として株式会社エフアンドエフにて生活習慣病を対象とした栄養指導を行う。
管理栄養士登録番号「第167478号」平成24年5月25日登録。